デザイナーやブロガーも知財管理が重要。フリーランスに必須の資格?

公開日:   最終更新日:2017/12/15

3級知的財産管理技能士はとても役立つ資格であって、企業で働く方、特に事務系社員のスキルアップにおすすめすると書いてきました。
>> 本当に役に立たない資格なの?いいえ、とても役に立つ3つのポイント
>> 事務系社員のスキルアップに!交渉術が身に付き、転職にも有利

その他にも、個人的に取得をおすすめする職業はたくさんあります。
そのひとつが、フリーのデザイナーやコピーライター、それにブロガーなどの創作活動を主な収入源とする個人事業主です。
資格を取らないまでも、知的財産に関する知識を持っていると、必ず役に立つときがきます。
せっかく勉強するなら、検定も受けて、資格を持っておかれることを強くおすすめします。

自分の作品の権利を、声高らかに主張するわけではないですよ

「知的財産に関する知識をみがけ」といっても、自分の作品の権利をガンガン主張してはいけません。
もちろん自分の作品は著作物ですし、著作権が発生します。
少し難しい話になりますが、仕事で依頼を受けて作ったものの著作権(財産権)は、ふつう代金を受け取った代わりに依頼主に渡すことになりますが、作品を作った人には、人格的な利益を保護する「著作者人格権」というものが残ります。

だからといって「私には、著作者人格権がある!」なんて張り切って主張しようものなら、次の仕事が来なくなるでしょう。

一流の売れっ子クリエーターでもない限り、自分の知的財産に関しては「ゆるめ」がいい

こんなことを言ってしまっては、どこかからクレームが来るかもしれませんが、これが業界の実態です。
「この前描いてくれたデザインだけど、頼んだ用途の他にも勝手に使いたいんだけど大丈夫ですか?」なんて聞かれたりしたら、「いいですよ。どんどん使ってください」と答えてくれる方が商売上手です。
自分の作品よりも、自分のこれからの仕事を優先します。
それに、このようにちゃんと確認してくれるクライアント(依頼主)との付き合いは、大事にすべきです。

残念ながら、変に権利に詳しくない方が、頼む側としては頼みやすいのです。

知的財産の技能や知識は、自己防御のため、いざというときに対応できる基礎知識を養っておく

知的財産の知識は、「守り」に使います。
先ほどの例で「自分の知的財産には、ゆるく」といいましたが、まったく無関心という意味ではありません。
本当に困った使い方をされたときに、しっかり反論するためにもある程度の知識は必要です。

それよりも大切なのは、「他人の知的財産を侵害しない」ことが大切です。
他人の権利を侵害すると、警告を受けたり、損害賠償請求や不当利得返還請求などでお金で済めばまだしも、一番大切な「信用」すら失いかねません。

だれも白紙の状態から創作できないから、他人の知的財産を侵してしまうかも

情報があふれている今の時代では、まったくの独創的な創作物は生まれにくくなっています。
何かを作っても描いても、過去にあった何かに必ず似てきます。
その似ている何かを真似していないことの証明もまた困難です。
むかしネットで見た何かを覚えていて、無意識に真似てしまうこともゼロではありません。

実際の創作現場では、いろいろな写真やデザインパターンなどの「素材」を使って作品を作ることが多くあります。
それらのすべての素材、実際につかって大丈夫ですか?
作業の一部を外注されている方、外注先も大丈夫ですか?管理責任に問われませんか?

個人だから誰も守ってくれない、だから自分で守れるところは守る

心配ばかりしていては始まりませんが、可能な限りリスクは抑えたいですよね。
しかも会社勤めなら会社が守ってくれたりもしますが、個人事業主だとそういうわけにもいきません。
自分の身は自分で守るしかないのです。

フリーランスの方、知的財産管理検定を受けてみませんか?
もちろん、3級だけで十分です。
>> 取りやすい3級だけでも十分です。単なる初級資格などではありません


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