役に立たない資格じゃない。 役に立たせる3つのポイント

公開日:   最終更新日:2019/08/10

知財技能士(知的財産管理技能士)は、「名称独占資格」です。

特許などに関する出願業務を独占する「弁理士」などとは違います。
単に、資格名を名乗ることができるだけです。

この資格を持っていなければできない業務は、はっきり言ってありません。
このことだけで「役に立たない資格」と言われることがあります。

でも、そんなことはないですよ。

簿記3級だって、ソロバン3級だって、役に立ちますよねw
役に立つかどうかは、うまく使うかどうかですよ!

資格ガイドなどでは、「役に立たない資格」とよく書かれています。

でも、知的財産に関する仕事に携わったことがあるんですか?
弁理士や弁護士を目指したことは、あるんですか?

知的財産にかかわる業務を行ってきた者や、興味があった者にとって
このような資格は長年の夢だったのですよ。

知的財産を扱つことのできる専門資格。どれも非常に難関であり狭き門でした。

  • 特許関係は弁理士
  • 著作権、不正競争などは弁護士

いずれも、決して簡単に挑戦できる資格ではありません。
そんな中で登場した知的財産管理技能士は、気軽に挑戦できるうえに、仕事に趣味に、とても役に立つ資格なのです。

  1. 知的財産の基礎知識を、体系的に身につけることができる
  2. 名称独占資格によって、能力の客観的な証明ができる
  3. 資格を名乗ると相談される。解決に向けた努力が経験となる

役に立つ点を具体的にあげるとすれば、この3つにまとめることができます。

1.知的財産の基礎知識を、体系的に身につけることができる

知的財産に関する知識は、とても幅広く複雑に絡み合って見えます。
ちょっとしたデザインにしても、商標法、著作権法、不正競争防止法、またそれが物に施されたものであるならば意匠法と、さまざまな法に配慮をする必要があります。
この知的財産というものを、浅くてもいいので幅広く、体系的に学ぶ機会を私たちは得ることができたのです。
実際に知財部員や総務部で権利関係に携わっている方などは、経験したことのある分野の知識は豊富でも、少し専門を外れるとまったく分からなかったりもします。
また下手に経験豊富であるがゆえに、間違った思い込みをしている場合や、自分勝手な解釈をしていた、なんてことも実際にあることです。
企業で社員教育に携わる方にとっても、専門知識を体系的に学ばせることができるほぼ初めての資格なのです。

もちろん、ビジネスだけに有用なわけではありません。
今の社会ではほぼすべての方が、写真や音楽などの著作物を本人の意図しないところで生み出したり利用したりしています。
そのような方は、自ら権利を主張することはしなくても、知らず知らずのうちに他人の知的財産を侵害している可能性があります。
知的財産の基礎知識は、実生活に、はたまた趣味にと、いろいろな場面で活用することができます。

2.名称独占資格によって、能力の客観的な証明ができる

このメリットも大きいです。
有名企業の知財部員ならともかく、中小企業に勤めていて知的財産に関する一切の業務を取りまわしていても、転職の時などにうまく説明することができませんでした。
職務経歴書などで懸命にアピールしてきたことが、たった一行で済んでしまいます。

知的財産について人に説明するときにも、その説得力が違います。
名称独占資格ですから、有資格者しか名乗ることができないのです。

3.資格を名乗ると相談される。解決に向けた努力が経験となる

これは、かくれたメリットです。
資格者であることを名乗ってしまえば、いろんな方からいろいろな相談を持ちかけられるようになります。
そんな時、国家資格である技能士としては、いいかげんな答えをすることは絶対にできません。
ちゃんと調べて、専門家にアドバイスも受けて、相談者に対して正確で有用な助言を用意するよう努力します。
こうした経験が血となり肉となり、更なる知識の積み上げと技能の向上につながっていきます。

知的財産管理技能士の資格は、本当に役に立たないですか?


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