知財技能士は法律の専門家ではありません。管理技能を持つ実務者です

公開日:   最終更新日:2017/12/21

知的財産管理技能士は決して、法律の専門家ではありません。
これは3級に限ったことではなく、上級資格の2級でも1級でも同じことです。
知財技能士は、法解釈などは行いません。
あくまでも、知的財産に関する管理技能を持った「実務者」です。

知的財産管理は、これからのビジネスマンとしての基本知識と基本技能です

このサイトでは「3級」の知的財産管理技能士にこだわっていますが、決して2級1級という上位資格が不要なわけではありません。
>> 取りやすい3級だけでも十分です。単なる初級資格などではありません

たとえば企業の知財部などで勤務するには、上級資格に見合った知識や技能が必要になるでしょう。
そのような方は、上級資格を目指して日々研鑽されるものと思います。

しかし、「3級」知的財産技能士になるための3級知財技能検定には、別の役割があると考えています。

かつては自動車普通免許、今はパソコンスキル。将来は「3級知的財産管理技能」が当たり前な時代がやってきます

社会人として必要な技能というものは、時代によって変化します。
昭和の中ごろまでは、「そろばん」技能が会社員にとって必須の技能でした。
小学校の授業にも取り入れられていましたし、そろばんを扱えなければ、交通費の精算にも一苦労でした。
しかしご存知のように、電卓の登場により「そろばん技能」は不要なものになっていきました。

少し前までは、就職するには自動車の運転免許は必須でした。
今でも一番有用な資格であると言われています。
しかし、都会では車で移動する機会が減り、通信技術の発達もあり、だんだん必須の技能ではなくなっていくでしょう。

代わりに登場したのが、パソコンの操作技能です。
メールやエクセルなどを使わずに仕事をすることが、今は難しくなってきました。
それに呼応するように、学校教育や職業訓練でも当たり前にパソコンの操作技能を学習しています。

この次の時代にくるのが「知的財産管理技能」です。
特許を初めとする技術保護ももちろん大切ですが、コンテンツ保護やデザイン保護に関する技能が当たり前に求められています。
画像や文字データの取扱い、接客やサービスなどに、知的財産管理の基礎知識なしで臨むのは、企業にとっても個人にとっても大変危険なことです。

これからの時代、個人情報保護と知的財産管理、この二つがビジネスの現場で大変重要な技能となってきます。
「初歩的な知的財産に関する知識」が必須となったとき、3級の知的財産技能検定がその役割を担います。
「3級知的財産管理技能士」、将来的にはビジネスマンにとって、必須の資格となる可能性を秘めています。

法解釈は専門家である弁護士に任せよう。行政との折衝も専門家である弁理士にお願いしよう

知的財産管理技能士はあくまで「実務者」です。
法解釈などはしませんし、微妙な判断は専門家に依頼します。
この専門家へ依頼するときや、専門家の判断を聞くときに、最低限の「初歩的な知的財産に関する知識」が必要になってきます。

このときこそ、3級知的財産管理技能士の出番なのです。


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